ミュージカル メンフィス感想@新国立劇場
ミュージカルメンフィス観劇してきました。
生の山本耕史が観たくてチケットを取ったのですが、ヤマコーも濱めぐも滅茶苦茶良かったです!
一幕はセリ、二幕は盆とセットが大きく変わったことで、面白かったです。
一幕はセリのおかげで地下にあるクラブ感が強くでていて、二幕はテレビ撮影のシーンが見やす買ったです。
音楽と関わらない時はオドオドしてダメダメだけど、音楽に関わっているときはいきいきしてるヒューイ。
歌手しか道がなくて、自由になりたいフェリシア。
白人と黒人の壁を乗り越えて恋に落ちる二人だけど、愛以外の部分ではすれ違っていく。
故郷のメンフィスに固執するヒューイ。
白人に迫害されて、まだ安全な北部に行きたいフェリシア。
自分の手の届く範囲で幸せになりたいヒューイ。
前へ、前へ進みたいフェリシア。
愛があっても、それだけでは幸せになれない。
自分が思うままに仕事をして傲慢になってしまったヒューイと、迫害に怯えながら自由を求めたフェリシア。
ヒューイがあと少し思慮深くあれば、あと少し謙虚であれば、二人の破局は避けられたかもと考えてしまう。
悲しい作品でした。